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アンカー 2022年度版

​​インタビュー

ひらのゼミって、どんなゼミ? 

​活動内容や実際に入ってどうだったのかなど、ゼミ生のリアルな声をお届け!

2022年度版

​①なんでひらのゼミに入ったの?

​➁どんな活動をしているの?

​③魅力を一言で!!

​回答者

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​ひかる

​4年生

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​ともね

​3年生

――まずは自己紹介からお願いします!

 

ひかる:はい! ひらのゼミ4年のひかるです! よろしくお願いしま~す!

 

ともね:はい。ひらのゼミ3年のともねです。お願いしまーす!

 

―― 二人ともよろしくお願いします!!ではさっそく質問させていただきます。

  まずはひらのゼミに決めたのは?

ひかる:一番大きい理由は発表する回数が多いことかな。発表するのって大変だけど、社会に出た時に議論する場が多いから、ゼミの中で発表する力を鍛えておきたい!と思ったんだよね。それに中世文学も好きだったしね。

――中世(院政期~室町時代)がお好きだったんですね。

ひかる:そう。古典が高校のころから好きで、それ目当てで成蹊大学に入ったのもあって、ひらのゼミは自分にぴったりだったんです。

――自分の好きな分野で全力投球できるのはいいですね。ともねさんは?

 

ともね:私は人と話すことがとにかく好きなので、3,4年生が一緒に行うゼミと聞いて「他のゼミより多くの人と話すことができるかもしれない!」と思ったからです。正直なところ、中世にはそれほど興味はありませんでしたが、「入ったらどうにかなるだろう!」と、ゼミで扱う内容については深く考えませんでした。

――飛び込んでいったんですね(笑)。実際どうですか?

 

ともね:話す機会は本当にたくさんあります!でも自分の意見を言いやすい雰囲気があるので特に同期の女子とは仲が良くてご飯食べに行ったり、ゼミ以外でも遊んでますね(笑)。

ひかる:三年生は発表もあるからね。苦労を共にすると仲良くなるよ(笑)。

 

――3・4年生が一緒というのはやはり強みですか?

ひかる:いやーその強みはあるね。三年の立場だと発表の仕方とかわからないじゃん? 発表するごとにフィードバックが必ず入るんだよね。一年間多く鍛えられた四年生の視点から教えてもらえるっていうのは魅力だよ。四年生の立場からすると、三年生の新たな考えを知れて刺激が多いなって思います。

 

――ともねさんは実際発表してどうでした?

 

ともね:私は発表が最後だったから、三年の友達の発表で指摘された所を直して完璧な発表資料になるように頑張ったんです。でも終始思っていたのは、ひらのゼミに一年所属する年数が多いだけでこんなにも考えが違うんだなって。自分で完璧!と思って発表しても、いろんな意見が先輩から飛んできて、終わりはないんだなあと思ったし、これは先輩がいるからこその学びですね。

 

――縦ゼミの特徴は強いですね。

ひかる:大学って人多いからさ。自分だけで学ぶのは勿体ないって思うんだよね。色んな人に学びを広げていって発見するし、相手もそれで学んでいけたら面白いし。特にゼミはね。人数も多くて、学んできた環境も違う人が集まる縦ゼミは勉強をする上でとても役に立つな。

 

――なるほど。自分で追及するだけでなくて、人の意見も聞いて深められるんですね。

 

ともね:それ私もコロナ禍で凄く感じて。大学で友達も少なくて誰に頼ればわからなかった時、自分から積極的にならないと始まらないと思ったんです。それもあって活発的なひらのゼミに入って新しい発見や知見を得たいと思ったのも入った理由にあります。

 

一同:おおお いいじゃーん。(笑)

ひかる:自分がどうしたくて、どうあるべきかっていうのを考えさせられるよね。

 

――​では次にどんなゼミ活動をしているのかお聞きします。

ひかる:いろんな活動あるからどれから言うの迷うね(笑)じゃあ欅祭のことをまず。色んな作品を読んで発表する活動以外で、せいめい歌占の サイトに寄せられた質問に対して和歌占いをしてお悩み解決していくこともやってます。それ以外に11月に開催される欅祭で実際に来場された方の悩みを聞いて、和歌を使って占いをします。これは他にない、ひらのゼミならではですね。

 

――​欅祭にかなり力を入れているんですね。これは大きい特徴。

 

ひかる:欅際のなかでもひときわ目立つ出展だと思うよ。去年(2021年)は来場者数1位初めてとったんだよ。2日間で500人ぐらい。

 

ともね:私も行きました(笑)

ひかる:来てくれたんだ。嬉しい(爆笑)最近はコロナのこともあって欅祭が出来なかったから、ゼミ祭と言うオンラインイベントをしています。zoomのブレイクアウトで対面して、お悩みを聞いて占いをします。それだけじゃなくて三年生の発表を元ネタにして面白くまとめた コンテンツを見せる場でもあります。これももう一つの目玉かな。

 

――欅祭とゼミ祭の二大イベントがあるんですね。この二つ以外はどんなことをしていますか?

ともね:前期は三年生がその年に扱っている作品を一人ずつ担当箇所の中から疑問を取り上げ、研究して発表します。今年は御伽草子の『鼠草紙』という作品を最初から最後まで読んでいきました。私は発表が最後だったので前の人たちの発表を見て、自分はどんなことを指摘されるんだろうというような恐ろしさもありながら頑張って準備しました(一同爆笑)。見返したら文体、書体、フォーマットなどの基本的な事も結構ずれているので、何回も試行錯誤することを学びましたね。

 

ひかる:「基礎のキ」の部分を指摘されたり、考え方への突っ込みもあるもんね(笑)

 

ともね:他の授業で配られるプリントでも、ひらのゼミで指摘されそうな所など気づくようになりました(一同爆笑)。細かい所に気づく目も付いてきました!

 

――普段から良かった点、悪かった点を意識して過ごしているんですね。

 

ひかる:そうだね。「ただ」で終わらせない感じ。人間としての成長的な所を大事にしてるのを感じるな。学びの精神というか、自分がこの先生きていくうえで必要な事。ゼミだけで完結しない特色があるので、そこは大きいよね。

 

ともね:発表して印象的だったのは、平野先生が「先行研究を踏まえてあなたはどう考えるのか」とおっしゃっていたことです。自分の意見を発信することを重要視していらっしゃる先生だなと感じます。その環境で鍛えられた4年生からも「どう考えるの?」と質問されました。ただ調べるだけでなく、その先に導いてくれるゼミですね。

 

ひかる:たしかに。そんな質問した気がする(笑)。文学研究って答えが無いからさ。自分の意見を臆せず言える場だよね。

 

ともね:ちゃんと自分の意見を肯定してから質問してくれるし、話しやすい雰囲気があるからこそ活発的な話し合いができています。

 

――最後にひらのゼミの魅力を一言でどうぞ!

ひかる:古典×エンターテインメント、が一番大きいですね。古典って文化も文体も違うので苦手意識が強い子が多いと思います。ただ、そうじゃないよ。と伝えることがこのゼミで意識していることかな。例えば古典の物が現代ではこうなります、といったようにワンクッション入れて理解しやすくするし。「知らないのは勿体よね」という考えがあるからこそ古典をわかりやすく伝えるには和歌占いやコンテンツ作りに繋がってくるかな。古典を面白くしようという精神はうちのゼミの魅力です!

 

――たしかに。自分たちで完結せず、発信するゼミですよね。

 

ひかる:自己満足で終わらせない、みんなに面白くなってもらいたい。そのためにどう活動するのかっていうのを意識して活動してますね。

――ありがとうございます。三年生のともねさんは?

ともね:大学の授業をただ受けているだけでは学べないことがあります。例えば、「相手の意見を肯定すること」。これは、ひらのゼミで話し合う際のルールの一つ。これがあることで自分の意見がとても言いやすくなり、結果的にゼミ全体の議論が進みます。「豊かな発言を出すためには相手のことを意識する。」こういうのは講義を受けてても絶対わからないことです。ひらのゼミで学ぶことがたくさんあります。他にも積極的に動かなきゃいけないとか。欅祭とかゼミ祭って三年が動かないと成り立たないことだから(笑)ただ待っているだけじゃダメだという意識もゼミで強く学んだことです。たくさん学びがあるので日々成長できるし、充実した大学生活を送れると思います!!

 

ひかる:たしかに。自分で考えて行動するって必ず社会で大事になる事だしね。

 

ともね:はい。そういったことがゼミ活動を通して無意識にできるようになります。

 

――​なるほど。ひらのゼミは古典ゼミだけど、学ぶのは古典だけではないんですね。一言で表現できないほど、たくさんの学びがあることが分かりました。ひかるさん、ともねさんありがとうございました!

​作成:2022/11/02

回答者

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​じゅんぺー

​4年生

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​いくみん

​3年生

2020年度版

①ひらのゼミに入る前と後で変わった印象

②ひらのゼミで大変だったこと

 

――まずは自己紹介からお願いします!

 

じゅんぺー:はい! ひらのゼミ4年のじゅんぺーです! よろしくお願いしま~す!

 

いくみん:はい。ひらのゼミ3年のいくみんです。お願いしまーす!

 

――は~い!お二人ともありがとうございます!! ではさっそく質問させていただきます。

いくみんはひらのゼミに入って1年間、じゅんぺーさんは2年間経つと思うんですけど、ゼミに入る前と今とで変わった印象があったら教えてください!

 

じゅんぺー:はい。そうですね・・・ゼミに入る前は、正直自分がひらのゼミに入って大丈夫かなあって(笑)。僕あの、ゼミの志望届を期限内に出すの忘れちゃって、自動的にひらのゼミに割り振られたんですよ。そういうきっかけで入ったので、「ひらのゼミは忙しい」「時間が長い」って聞いていたのもあるし、不安だな~っていうイメージだったんです。それで実際活動してみて思ったのは、「ひらのゼミ楽しいな」っていう。

忙しいとか時間が長いっていうのは変わらないんですけど、それ以上にゼミ生の結束力が強いのが印象的ですね。先輩・後輩の中が良いっていうところがすごく魅力的です。

 

――おお~!! 時間は長いけど、一緒にいるゼミ生同士の仲が良いからあっという間に感じるし、濃い時間を過ごせるということですね。素晴らしい・・・! いくみんはどうですか?

 

いくみん:じゅんぺーさんに良いこと言われてハードル上がっちゃった(笑)!

 

一同:(爆笑)。

 

いくみん:いやあ・・・(笑)。私はもともとひらのゼミが第一希望で! 「すごい楽しそうだなあ~」って思って。確かにじゅんぺーさんが言ってたとおり時間は長いんですけど、内容が充実していて楽しいから「あ、もうこんなに時間経ってたんだ・・・!? 」ってなります。

あと、今年はコロナの関係でゼミ合宿とか旅行がなくなっちゃったので、残念でしたね~。

 

――確かに! 対面じゃない分、合宿とかのひらのゼミの魅力が最大限味わえない部分も多少あったけど、オンラインでも充分楽しいですよね。

 

じゅんぺー:ちなみに、いくみんは僕と違ってひらのゼミ第一希望だったんだね。いくみんがひらのゼミを選んだ決め手って何?

 

いくみん:私はもともと陰陽師が好きっていうか、興味があって・・・そういうことを研究するって聞いていたんで。何かを研究するってなったときに、私はどちらかといえば文学よりも陰陽師かなって。本を読むのは好きなんですけどね。

 

じゅんぺー:そうだったんだ! 実際に自分の中で、どれくらい陰陽師について学べた?

 

いくみん:う~ん、まず私、そこまで陰陽師のこと知らなかったんだなって思い知らされましたね(笑)。陰陽師って想像よりももっといっぱいいるんだ、奥が深いんだって。

 

じゅんぺー:じゃあ自分が思っているよりももっとレベルが高いことを学べたってことだね! ・・・いま僕といくみんの話を聞いただけでこんなに真逆のタイプだってことがわかって、しかもそれぞれが持ってた印象を越える経験をゼミで残せてるって、やっぱりひらのゼミってすごいよね。

 

――ほんとですよね。それぞれの力にちゃんとなってる。お二人とも貴重なご意見、ありがとうございます! では、次の質問なのですが・・・ひらのゼミで研究をしていく中で、ここは大変だなって思うことはありますか?

 

いくみん:そうですねえ・・・、ひらのゼミで歌占(うたうら)をやるってことは知ってたんですけど、実際に占いをやったことはなかったので。お悩みに対する回答を考えるのが難しかったなあと。

あとは、課題量がしっかりあるところですかね。私いま教職の授業もとっているので、それと兼ねるとなると・・・一週間があっという間に過ぎていきます(笑)。私が授業の組み方を間違えたっていうのもあるんですけどね(笑)! でも、ゼミ以外の授業があまり忙しくなければ余裕だと思います

じゅんぺー:いくみんすごいね!頑張ってるね・・・! 僕は、さっきの質問でも言ったけどやっぱり時間が長いところかな。ひらのゼミはだいたい2コマ分の授業時間があるからね。

ほかにも時間だけで考えれば、2泊3日のゼミ合宿があったり、学園祭の準備期間も力を入れて準備したり・・・。そのぶん充実していて楽しいけどね!

 

――そうですよね!努力したらした分だけ、自分の力にもなりますし、それをみんなで仲間意識を持って乗り越えられるのがひらのゼミの魅力ですよね。

これからも楽しみつつ気を引き締めて頑張っていきましょう! お二人とも、貴重なお時間をいただきありがとうございました!!

​作成:2020/12/14

アンカー 2017年度版
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