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ゼミ生インタビュー: テキスト

​​インタビュー

​回答者

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​ひかる

ゼミ生のリアルな声を聴きました。

日本文学科って、就職どうなの?

等身大のゼミ生の声をお楽しみください。

​4年生

就活ってどう?

質問①:文学部って就活に不利??

  ②:ひらのゼミの活動で就活に活かされたことは?

  ③:コロナ禍の就活はどうでしたか?

  ④:後輩たちに就活についてのアドバイスを!

――本日は就活について色々とお聞きしたいと思います!どうぞよろしくお願いいたします!

 

ひかる:こちらこそよろしく!

 

――さっそく行きましょう!
文学部は、他の経済学部や法学部対して就活に不利ってよく聞くんですけど、実際に就活してみてどうでしたか?

ひかる:実際あんまり不利だなって感じることはなかったよ。一言で言うと事前対策をちゃんとすれば、どの学部でも大丈夫って感じはある。

例えば企業研究だったり、自分がどの会社へ行きたいかっていう自己分析だったり。あとは大体の会社はSPIとかね。これは基礎的な数学とか論理の能力を問うやつかな。それは練習すれば慣れてくるからおのずとできるようになるし、エントリーシート自体もキャリアセンターとか先輩に見てもらうこともできるからそういう意味で充分な対策はできる。

なんだったら日本文学科は文学作品を読んで発表するっていう機会は割と多い方だと思うからそういう意味では面接にむしろ強いんじゃないのかなって個人的には思った。

――やっぱり個人の能力ですね。ちゃんと準備すれば不利じゃないんですね。

ひかる:そうだね。自分の力が今どれぐらいあって、行きたい会社に行くまでにどういうことをすればいいのか、というのをしっかり計算立てていけば、もはや学部や学科はもう関係ないかなって。努力したもん勝ちだなって感じた。

 

――次の質問行きましょう!就活で大事なのはどの学部に所属しているかじゃなくて「個人の努力」だということでしたが、ひらのゼミで学んだことが活かされた瞬間ってあります?

ひかる:そうだね。例えば3年生の時に作品を自分で読んで発表するっていうのがあるけど、それって自分の意見とか考えを人にわかりやすく伝えるっていう作業で。言い換えれば伝達の作業なんだよね。ただ単に自分が考えたこと言うだけじゃなくて、相手に理解してもらわないといけないから相手に伝わるように言い方をしなきゃならない。専門的な言葉を柔らかくかみくだいたり、結論を先に言うコンクルージョンファーストを意識するんだけど。

――確かに、安藤さんはよく質問に答えるときに「結論から言うと〜」っておっしゃってから議論に移りますね。

ひかる:そうだね(笑)。意見の伝達を試せる機会がこのゼミはたくさんあるから、そこで「あ、これ自分の課題だな」とか、これ「得意なやつだな」って言うのを見つけて最終的にそれを面接にも生かせるんだよね。ゼミは話す能力、特に分かりやすく伝える能力が鍛えられるなあっていうのはあります。それが一番かなあ。

――ありがとうございます。意外と鍛えられるもんですね。しかもゼミを通して無意識に!
次の質問なんですけどコロナ禍が続く中で就活でしたが、どんな影響がありましたか?

 

ひかる:まあ、ないことはないよ。面接がオンラインだったり、マスク着用が基本だったり。面接以外でも受付の挨拶からはじまって面接会場に入るまではずっとマスク着けてるからそこで私は笑顔ですよっていうのをアピールするっていうのはなんかちょっと難しかったな。
あとはインターンの機会が少なかったから自分から会社に歩み寄って行かなきゃいけないなって改めて思った。

――なるほど。まだに完全にコロナが収束したわけではないのでオンライン面接の対策とか教えていただけませんか?

​ひかる:オンライン面接だったら、画面にフィルターを付けるとかかな(笑)。きれいに明るく見えるのに越したことはないなって。面接官に「この人はなんか自分をきれいに見せようと努力できる人なんだ」って思ってもらえるから、しないよりしたほうがいいよって感じだよね。

女子だったらスキンケアとか就活用のメイクとか頑張ったかも。色々見せ方っていうのは変えられるから。あとは面接に超笑顔で挑んだりね

――なるほどやっぱり印象は大事ですよね。それにマスクの日常はこれからも続きそうですしね。
ひかるさんは時期的に後半の方から就活したみたいですけど、実は3年生で、就活をとっくに初めてる人もいればこれから就活する人もいて人それぞれなんですが就活生に共通してアドバイスいただけるものがあれば教えてください。

​ ひかる:色々あるけど、もちろん1つ目は就活を頑張ってほしい。俺も行きたい会社落ちて挫折したんだよね。本当は嫌かもしれないけど、俺はむしろ挫折経験もしておくべきだと思ってるから、たくさん傷ついてたくさん成長してもらいたいな。

社会に出てからも挫折経験はあるだろうし、悔しいと思える瞬間があってほしいなって思う。それだけ自分が真面目に頑張ったっていうことだしね。

もう一つは、大学生らしくいこう笑。社会人になったらできないことってたくさんあるじゃん?
俺の場合汽車旅倶楽部に所属していたし、日本各地を旅行してたけど多分これからは頻繁に行けないと思うから、就活もすごく大事だけど、シンプルに自分が大学生としてやりたいこと、今しかできないことを忘れずに持ってもらいたいなあ。

――就活生としての自分も大事ですけど、大学生としての自分も大切にってことですね。最後にひかるさんはひらのゼミの活動で就活に一番役に立った活動って何ですか?

 

ひかる:やっぱ歌占いの練習とかは割と役に立つと思う。占いの結果の歌を解釈して他人に伝える作業なんだけど、これって単純にアドリブなんだよね。

相手からお悩みを聞いて、それに自分が自由に思ったことを答えるんじゃなくて出た和歌の内容に沿って自分がその人の気持ちに寄り添って伝えなければいけない。結構ムズイと思うんです。
じつは、それって面接とあんまり変わってないなって思ってて。面接もその場で聞かれたことに対して、しっかり論理性をもって答えなきゃいけないじゃん。

臨機応変に対応するっていうのが一番就活にリアルに活かされたし、その練習がまさに歌占いだったなって。

――なるほど一言で表すなら的確な理解と柔軟なコミュニケーション力に基づく”アドリブ能力”。

 ひかる:そうそう。それが日頃の歌占練習で鍛えられるよね。そんな感じ。

――やっぱりこのゼミは色々と鍛えられますね。
最後にこのひらのゼミは就活に対してどんなフォローを支援してくれるか教えてください。

 

 ひかる:まず3年生にとっては12月後半のゼミで就活報告会っていう授業がある。俺たち4年生がどんな就活をしたのか、内定先以外にもエントリーした会社も全部出して発表する。活動した時期とか内定もらった時期とかね。
まず就活全体のスケジュール感ってイマイチつかめないじゃん。だから就活のスケジューリングの感覚を掴むためにまずそういうことを知ってたりする必要があるわけ。それが一番大きいけど、4年生がそれぞれアドバイスしてくれるから学生一人一人にフォローとかもできるかなっていう感じ。
まあ4年生に言ってくれれば、相談ぐらい全然乗るよ!4年生が卒論を書いてるとは言え3年生大事に思っているのでたくさん相談してもらいたいなあ(笑)

 

 

――ありがとうございます(笑)。ひらのゼミと就活の関係って遠いようで近い存在ということが分かりました。ひかるさん、ありがとうございました!

ひかる:ありがとうございました!!

 

​作成:2022/11/7

就活について教えて

質問①:文学部って就活不利って本当?

質問②:​ひらのゼミは就活に対してどれくらいフォローがあるの?

​質問③:ひらのゼミであるからこそ〇〇のスキルがアップした!

​回答者

ほなみ先輩.jpg

​ほみ

​4年生

りょうたさん.jpg

​りょうた

​4年生

ほのちゃん.jpg

​ほの

​3年生

――それでは、自己紹介をお願いします!

 

ほみ:はーい、4年のほみです。お願いしまーす!

 

ほの:3年のほのです。お願いします!

 

りょうた:りょうたでーす。お願いしまーす。

 

――ありがとうございます!それではさっそく質問させていただきます。就活をする上で、文学部は他の学部に比べて不利だという風に聞いたことがあるのですが・・・4年生さん、実際どう感じられましたか?

 

ほみ:そうですね、まず他学部に比べて有利ってことはないと思います。で、一般的に不利だといわれている理由としては、「お仕事に直結する」わかりやすい能力とか経験っていうのがなかなか身につかないってことかな。たとえば経済学部ならマーケティングを学ぶことができて、それは企業でもそのまま使える能力だし。ただ、私としては文学部だからといってそんなに不利だと感じたことはなくて・・・やっぱり培ったものをどう言語化して伝えていくかだと思う。そこを上手く論理立てて言えれば、そこまで大きなハンデにはならないかなあというのが私の個人的な体感なんですけど・・りょうたさんはどうでしたか?

 

りょうた:まったく同意見ですね!!

 

一同:(笑)。

 

――本当にほみさんのおっしゃる通りだと思います。また、私たちひらのゼミでは「占い」のような変わったテーマを取り扱っているので、人事の方は反応されるのではないかと思うのですが・・・いかがでした?

 

りょうた:うん、さっきの話と絡めた話になってくるんだけど、他学部は他学部で特化したスキルを学ぶことができるよね。そんな中で文学部でいざ「占い」っていうのが出てきたら人事の方も絶対ツッコむポイントになると思うし。そこでしっかり受け答えできて強みをアピールできたら、文学部っていう要素が有利に働くことにもなるよね。

 

――ありがとうございます!ほのさんは就活を始めてからES(エントリーシート)を書く機会もあると思うんですけど、ゼミについてどんな風に説明してますか?

 

ほの:そうですね、やっぱり履歴書だったりESだったりで「勉強面で頑張ったこと」を書くことがあるんですけど、そういう時はゼミのことを書いています。ひらのゼミで占いというものを実践的にやって、それによって人に寄り添う力だとか伝える力を培っているので、そこはすごくアピールポイントになるなあと。

 

――確かに、ひらのゼミでは、そういった力を培うことが意識されていますよね。・・・それでは次の質問に移りたいと思います。ゼミの就活に対するフォローに関してお伺いしたくて・・・実際に、4年生さんが説明会を開いてくださったこともありましたよね。4年生さんから見て、ゼミのどんなことが就活の役に立ちましたか?

 

ほみ:フォローという面で特徴的なのは、やっぱり去年も4年生さんが就活報告会というのをやってくれて。具体的に「どんな企業を受けたか」とか、それこそさっきの話でも出たように「文学部の経験をどうお伝えしたのか」とかっていう、なかなか他では聞けないことをお話しいただく機会を平野先生が作ってくださって。あと、平野先生は普段の授業でも「アクティブラーニング」っていう手法を取り入れてくださっていて、ただ聞くだけの授業ではなく、実践的に取り組めるように授業構成を考えてくださっているから、自然と力が身につきやすい環境になっているのかなと思います。それから、身についたことに関しては、やはり「歌占」の存在が大きいです。歌占って、一度引いてしまった和歌はもう変えられないでしょ。これって営業にも通じるところがあるんだよね、場に出ているものでうまくやりとりをしなくちゃいけないから。引いた和歌と相談者さんの悩みをうまく合致させて答えを出すっていう体験を通して培われた強みが大きいのかなって。

 

りょうた:一個上の先輩って、いまコロナ禍でイレギュラーな環境だと思うんだけど、来年もどうなるかわからないし選考フローもそれによって変わってくるだろうから、不安だと思うんだよね。それだったら僕の先輩だったり同級生であったりを3年生とつなげることはできるので・・・そういう縦のラインのつながりは、ひらのゼミは強いのかなあと。もし本当に行きたい業界とか企業があるなら、マンツーマンでその業種について教えてくれると思うので。もし何かあれば、聞いてくれたらと思います!

 

――え!つなげていただけるんですか・・・!?

 

りょうた:大丈夫だよ!そこからOB訪問にもつなげることもできるし。

 

――ええ~!すごいですね。コロナ禍でなかなかつながりがないので、とても嬉しいです。ほのさんは、夏から就活を始めて今はインターンに行く・・・といった段階かと思いますが、ひらのゼミで良いなと思った就活フォローがあれば教えてください!

 

ほの:はい!やっぱり私がひらのゼミの就活フォローで良いなと思うのは、早い段階から先輩方が就活についての説明会を開いてくださることですかね。私は最初何から始めて良いかもわからなくてただ漠然と不安を抱いていたんですけど、先輩方のお話を聞いて具体的に何をすれば良いのかっていうのが見えたし、私の就活のスタートってそこだったなあと思いました。ありがとうございます・・・!あと、先輩方が私の書いたESを「見てあげるよ~」と言ってくださったので、実際にほみさんに見ていただいたりもしたんですけど、本当に作りたての拙いものを添削していただいて・・・。先輩方のフォローが本当に手厚くてすごく心強いです。

 

――本当にそう思います。さきほどりょうたさんもおっしゃってましたけど、縦のつながりが強いなって。やっぱりこれもひらのゼミならではだなあと感じます。ひらのゼミは、今の話のような「目に見えるフォロー」と、授業を受けていく中で自然と力が身についていく「目に見えないフォロー」の二重構造になっているのではないかなと思います。これからお世話になります・・・!お三方、貴重なお時間をいただきありがとうございました!!

作成:2020/12/27

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