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今年のテーマは
    鎌倉時代の説話集『古事談』

『古事談』第六「邸宅諸道」から、人相見(人相を観る占い師)が登場する話をご紹介します。でも、そもそも『古事談』って?「邸宅諸道」って?

そんな疑問にお答えします!

 

 『古事談』は鎌倉時代初期(1212~1215年頃)に源顕兼(あきかね)によって編集された説話集です。 

 「王道后宮」篇、「臣節」篇、「僧行」篇、「勇士」篇、「神社仏寺」篇、「亭宅諸道」篇の全6巻からなり、奈良時代から鎌倉時代にかけての歴史・文学・著名人に関する逸話を収録しています。
 

『古事談』でのみ伝えられる説話も多く収録し、落ちぶれて鬼のような形相になった清少納言のエピソードや、鳥羽天皇の皇子の出生にまつわるスキャンダルなどを含む内容は、まるで週刊誌のよう。「古典は難しくてつまらない」と思っているそこのあなたにも、ぜひ読んでいただきたい作品です。 

『古事談』って?

第六「邸宅諸道」って?

 

『古事談』第六「邸宅諸道」は立派な家屋敷を意味する「邸宅」と様々な学芸の道を意味する「諸道」に関する説話を収録しています。 
 

「邸宅」の部では紫宸殿(ししんでん)や東三条殿といった大邸宅が持つ力について、「諸道」の部では音楽・歌舞、学問・詩歌などの道が持つ力について記されています。 
 

今回の展示で紹介する説話は、このうち「諸道」に該当します。第六の説話に登場する「道」は多岐に渡りますが、その中でも陰陽道・人相見にまつわる説話を選びました。陰陽道では安倍晴明に焦点を当て、人相見では『古事談』に登場する様々な人相占い師についてご紹介します。 

​担当:木村早智

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